スクール対抗戦に出場した皆さん、お疲れ様でした!
約200名が参加!
その中でも博多校が参加人数最多でした!
各コートで試合をしていたので、応援(観戦)するのに大忙しでした!
この日のために、対抗戦担当のこうすけコーチが毎日、準備をしてくれていました!
いろんなイベントを主催しますが、1・2年生200名、そして、チーム単位での参加、チーム引率者と共に当日のチーム活動をする訳ではないので、本当に大変なイベントですが、「スクール生たちのために!」と準備をしてきたこうすけコーチ、そして、このような機会を提供して下さった新日本製薬株式会社さまに本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
ありがとうございました!
結果はホームタウンブログでUPされています!
Facebookには写真もUPされています!
優勝したチームの皆さん、おめでとうございます!
さて、対抗戦を終えて、「勝ったー!」とか「負けたー。。」だけで終わらせずに、しっかりと振り返って文字・言語にして残して記録しておきます!
(1)認知
これは、どの学年にも伝えているし、スクールでも伝えています!
相手が何人いようとドリブルで仕掛けていく場面が多いです。
決して悪い事でも否定でもありません。
ナイストライ!ナイスチャレンジ! です。
ただ、確率を考えた時に、1人の選手が3人も4人も抜いていってシュートするのはかなり難しいです。
なぜ、そういう場面が多くなるのかというと、認知できていないからです。
ボールを持ったら、まずは、目の前の相手、そして、その次の相手まで観てプレイする、そして、それでプレイを成功させる選手は1・2年生ではほんの一握りです。
ボールを以外をよく観て、相手が少ないところを狙ったり、コート全体のバランスを観てポジションを取る選手がいる選手、そういうことが出来る選手が多くいるチームが勝ち上がっていっていたような印象です。
では、認知する力をどうやって上げていくのかと言うと、
・ボールに関わる回数が多い(関わり続ける)ゲームの経験
・ボールを扱うテクニックの向上(まずはプレッシャーがない状態で出来ることを増やす)
この2つです。
大人数のゲームばかりやっていると、何となくゲームに参加している感じになってしまいます。
まだまだ認知力が身に付いていないので、ゲームをするとボールを観ることが多くなり、みんながボールに集まってしまいます。。
ボールマスタリー(ドリブル)でも、ボールを注視することがまだまだ多いので、
ボール以外を観る回数を増やすため、ボール以外を多く観るため、
ボールを触りながらボールから目を離すことにも少しずつ慣れていきます!
少人数のゲームで自分がボールに直接的に関わる回数を増やす中で、お互いの関係性や役割分担を経験して覚えていきます。
5vs5ぐらいのゲームをする機会と、3vs3などのゲームをする機会を経験しながら、成長していきます。
そして、サッカーは相手のプレッシャーがある中でプレイをするので、プレッシャーがある中でプレイを成功するチカラを身に付けていくために、プレッシャーがない状況でのボールを扱うテクニックを向上させていきます!
(2)観る・聴く・理解するチカラ
ボールを扱うテクニックの部分を向上させていくために、ボールマスタリー(ドリブル練習)をやったりしますが、基本的には出来ないことを練習します。
もっと言えば、出来ないことをどうやって出来る様にしていくか…というトレーニングになります。
「何でもっと詳しく教えてくれないんかなぁ。。」
「うちのコ、出来てないからもっと丁寧に教えて欲しいなぁ。。」
とピッチ外から観ていて思った事はありませんか?
その場だけ、丁寧に手取り足取り教え込んで何となく出来る様にするのはわりと簡単なんです。
僕がコーチになりたての頃はそうしていました。
でも、数週間後にまた同じ事をしたら出来ないんです。。
目先だけの成功は子どもにとっても大人にとっても自己満足で終わってしまう事が多いなぁ。。と、コーチ経験を積んでいくうちに感じる様になりました。
なので、「出来ないことを出来る様にするチカラ」を身に付けていくために、目先の答えでではなく、考えて挑戦して成功と失敗をバランス良く経験していきながら成長していくことが大事だと感じています。
先ほど、書いたように、難易度を調節しながら、あえて出来ないことや難しいことにチャレンジしています。
・コーチのデモンストレーションを観る
・コーチのアドバイスやコーチングを聴く
・トライしてみて考える・工夫する
・仲間を観察する
プレイスタイルや性格も個人差があり、個性があります。
出来ない事を出来るようにするための過程にも、こういった様々な違いがあります。
それを数多く経験していって、「出来ないこと」を「どうやって出来る様にするか」というチカラを低学年から身に付けていきたいと考えてアプローチしています。
僕は人前で話す機会がかなり多いですが、やはり「よく観ること」「よく聴くこと」が出来る選手は「よく理解」していて、取り組みのレベル(意識)が高い中での成功と失敗を経験するサイクルを繰り返しているように感じます。
よく観ていない、よく聴いていないと、よく理解していない…何となくやっている風で失敗に気付けていないので、失敗を次に活かすことすら出来なくなってしまいます。
スクールでは、週に1回の90分になりますので、その90分だけで劇的に上達するというのは正直難しいです。
しかし、その90分をより濃密に、同じ場所で同じ時間を、同じトレーニングの中で質を上げて成長していくかどうかは、そういった「観る」「聴く」「理解する」という部分から繋がっています。
よく観る、よく聴く、より理解する…こういった部分を更に高めていくために、どんなアプローチをしていくのか…日々、コーチ陣で議論しています。
答えがないから難しくもあり、答えがないから、そして個性や個人差があるから我々も試行錯誤するし、いつどんなタイミングで成長していくかは全くわかりませんが、その時期や瞬間がやってきた時にグッと伸びていくようにお子様の成長を、自立をサポートしていく存在になっていきたいです!
(3)サイドコーチング
応援とサイドコーチングの境目はとても難しいです。
我々サッカーコーチという職業をする中でも、
ティーチングとコーチングのバランスをいかに取るか…というのはいつも議論になります。
ストレートに教え込む部分と気付くようにアドバイスする部分のバランスです。
例えば、ボールを奪われて奪い返すのはティーチングで教えていきます。
ただ、言い方を「奪われたら奪い返しにいけー!」と伝える場面と「奪われて自分で奪い返せるのか?」などと発奮させるような声掛けをする場合があります。
コーチングでは、右サイドにスペースがあって攻め易そうな時に、「右サイドが空いたぞー!パス出せー!」とは言わずに、「相手がおらんのはドコ?気付いたかー?」などと、判断を奪わずに、判断するためのアドバイスやヒントを投げかけます。
毎日、サッカー現場で言葉の選び方や雰囲気作りが難しいと感じる中で、
今日の対抗戦は、(ちょっとは聴こえてきましたが…)サイドコーチングが少なくて、
励ましの声や良いプレイに対しての拍手など、
子どもたちが周囲の大人の顔色を気にせずに、
ボールや相手、仲間を観ながら自分の判断でプレイして成功や失敗を経験していました。
ジュニアサッカー現場において、この雰囲気作りやこの環境でプレイすることは本当に大事なことです!
最高の雰囲気・環境を作って下さった保護者の皆さま、本当にありがとうございました!
勝って嬉しい!
負けて悔しい…。
こういう気持ちは真剣勝負だからこそ味わえるものです。
この経験が心を強くしていきます!
悔しくて泣く姿は、恥ずかしくない!
カッコ良いぞ!
じゅんコーチもみんなの戦う姿、悔し涙を観て、心にグッときました。
みんなをもっと上手くしていけるように、もっと成長していけるように、全力でサポートしていきます!
今後とも、アビスパ福岡サッカースクールをよろしくお願い致します!
●NEWSページで博多校からの情報をまとめて発信中!
●アビスパ福岡スクール推進部FBページからもアビスパ情報発信中!
●アビスパ福岡アカデミー&スクールTwitterからもアビスパ情報発信中!
●アビスパ福岡ホームタウン活動ブログからもアビスパ情報発信中!
博多校スクールマスター・藤井潤(じゅんコーチ)
tel:092-674-3031
phone:070-5347-9064
Mail: hakataschool@avispa.co.jp
博多校サブマスター(アクシオン福岡校スクールマスター)・今田康介(こうすけ)コーチ
phone:070-5507-9251
博多校大人スクールマスター(志摩校スクールマスター)・森友優(ゆうコーチ)
tel:092-674-3031
phone:070-5652-9627
Mail: moritomo@avispa.co.jp
アビスパ福岡サッカースクール事務局
〒813-8585
福岡市東区香椎浜ふ頭1-2-17